Dr.Osamu の独り言 === 歯も心も健康に! ===

腐ったみかんの話 ~ 歯を抜く決心がつかない時 ~

 寒い日が続きます。
こたつに入ってテレビを見ながらみかんを食べる、私の勝手な冬のイメージです(笑)
なぜなら私の家にはこたつがありませんから!!!

さて、歯が歯周病でグラグラになってしまい、歯ぐきからも膿や血がたくさん出ているような時、残念ながら抜歯しなければなりません。
しかし、抜く決心が着かない時ってありますよね。
私もよく患者様から「なんとか抜かないで残して欲しい。」と言われることが多々あります。
私は極力歯を抜かないで治療するポリシーなのですが、どうにもならない時もある訳です。
傷んだ歯がそのままになれば、まわりの歯も傷んでしまいます。
しかし患者様は歯を抜く決心が出来ない。

そんな時に患者様にお話しする例え話が二つ。

① 腐ったみかんの話
みかんを段ボールで買ったとします。
開けてみると、真ん中に腐ったみかんが一つ混ざっていました。
他のみかんが傷まないように、その腐ったみかんはなるべく早く捨てなければなりませんね。
その歯も同じです。

② インフルエンザの話
クラスに一人、インフルエンザにかかった生徒がいたとします。
一緒に授業を受けていれば、まわりの生徒にも感染してしまうかもしれません。
ですからその生徒は治るまで自宅療養した方がいいですね。
その歯も同じです。

二つの話を対比して患者様からの反応を調査したところ、こんな意見が。
「歯を抜くことと同じに考えると、インフルエンザの生徒はクラスから切り捨てられてしまうようなイメージがするので、みかんの話の方が良い。」

なるほど!!!

歯周病でグズグズになった歯は、もはや歯ではなく、本当に腐ったみかんのようなもの。
腐ったみかんを口に入れておくのは良くありませんね。

「これまでありがとう。」と思って抜きましょう。

千葉市中央区|診療予約|おぎはら歯科クリニック

Copyright © おぎはら歯科クリニック All Rights Reserved.